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ハタラクカルテ

2022.08.04

長野県塩尻市の中小企業に対し、NPO法人MEGURUと連携して「ハタラクカルテ」を提供開始

長野県塩尻市の中小企業に対し、NPO法人MEGURUと連携して「ハタラクカルテ」を提供開始

株式会社OKANは、同社が提供する組織サーベイサービス『ハタラクカルテ』を、NPO法人MEGURU(本社:長野県塩尻市、代表理事:横山暁一、以下「MEGURU」)が推進する中小企業人材支援事業を通じて、長野県塩尻市を中心に活躍する中小企業に提供します。

多くの中小企業では、業務逼迫や人材不足などにより、事業推進に関する様々なポジションで影響がでています。
また、人事の役割を担い組織開発をおこなう担当者を十分に配置することは難しいケースが多く、人材採用に積極的に力を入れても、人材の定着のための施策まで手が回らず、自社の人事状況を必要な粒度まで把握できない、どうやってデータ化したらいいかよくわからない、人事コンサルティングは高すぎて実施できないといった問題が顕在化しています。

そのような現状の中、長野県塩尻市では、地域の中小企業の人事課題の抽出と優先課題の解決を目的に、中小企業の人事施策を支援する「中小企業人財支援事業」を、地域特化型人事パートナー事業を展開しているNPO法人MEGURUとともに今年度より開始しました。NPO法人MEGURUとの協議の中で、まずは人事・組織上の課題を定量評価することが重要であると考え、中小企業での支援実績や誰でも利用しやすいサービス設計を行っている『ハタラクカルテ』をツールとして活用することとなりました。

長野県塩尻市とMEGURUの『ハタラクカルテ』の活用方法

従業員満足度・エンゲージメント向上は非常に重要ですが、多くの企業では、感覚に基づいて人事施策を実施してしまいがちです。塩尻市の「中小企業人財支援事業」においては、地域の中小企業の人事課題を抽出、その中で注力する領域を決めて施策を実施していきます。その際、経営者等関係者へのヒアリングだけでは主観的な課題設定をしてしまう可能性があります。

そこで、支援対象の各企業でプロジェクトをスタートする際に、まずは「ハタラクカルテ」を使用して従業員の声・組織の状態を定量的に計測。客観的な指標やアンケートによる従業員の定性的な意見を踏まえた上で、ヒアリングの内容と合わせ、課題の抽出を行っていきます。

サーベイ実施による課題の把握、そこからの施策の検討・実施は、MEGURUと利用企業側が主体となって実施。OKANからは、課題への施策例や、「ハタラクカルテ」利用企業である他社と比べての傾向等、汎用的なノウハウを提供します

「ハタラクカルテ」の特徴である、組織の状態の計測に特化したシンプルな設計と価格帯の『手軽さ』、および、主体を企業側としつつノウハウを提供する『ほどよいサポート』をおこなう距離感が本プロジェクトにフィットしました。