特許取得済みの「スコア連動設問」機能をさらに活用しやすくアップデート
「働く⼈のライフスタイルを豊かにする」をミッションに、望まない離職を生まない組織づくりを支援する株式会社OKAN(代表取締役:沢⽊恵太、本社:東京都豊島区、以下OKAN)は、意識調査・組織課題改善サービス「ハタラクカルテ」において、「スコア連動設問(特許第7278011号)」で回収したフリーコメントをAIが自動分類する新機能をリリースしました。
▼AIによるコメント自動分類機能開発の背景
「ハタラクカルテ」は、具体的な戦略的人事施策の立案に繋げやすい分析データを通じて、組織課題の改善をサポートするサービスを展開してまいりました。2021年には回答者の良スコアの要素、低スコアの要素についてフリーコメントを取得する設問がシステムで自動生成される「スコア連動設問」機能を開発。当機能は2023年に特許を取得し、ユーザーのみなさまからも、働きにくさの要因を探る上で従業員の本音を引き出しやすいとご好評いただいています。
しかし、特にサーベイ実施人数が多い企業ではフリーコメントの回収量も増加し、内容の確認や分類に多くの時間を要することが課題となっていました。従業員の意見や改善案などを人事施策へ迅速に繋げやすくすることを目指して、このたびAIを活用した「スコア連動設問」のフリーコメント分類機能を新たに開発いたしました。
▼AI自動分類機能の詳細
「スコア連動設問」のフリーコメントは、これまでも15種類のテーマごとに分類された状態で管理画面で確認することができました。このたびAIによる分類機能を実装したことで、各テーマ内でさらに細かい要因別の集計が可能となります。また、要因別にAIにより確信度の高い回答が自動で上位表示されるようになります。
これによりフリーコメントの傾向や内容が把握しやすくなり、サーベイ実施人数が多い組織でも従業員の声を人事施策にさらに反映しやすい分析レポートの提供が可能になりました。
「ハタラクカルテ」は今後も企業のリテンション・マネジメントに寄与するサービスとして、望まない離職を生まない組織づくりを支援してまいります。
▼意識調査・組織課題改善サービス「ハタラクカルテ」概要
https://hataraku-karte.jp/
「ハタラクカルテ」は、従業員への意識調査を通して組織課題を可視化し、人材が定着・活躍する組織づくりを支援するサービスです。日本大学経済学部 櫻井研司氏との共同調査により統計的に導き出した、人材定着と相関関係のあるが強い15要素で構成されたサーベイを開発しました。わかりやすい操作性と負担にならない料金設定で導入のハードルを下げ、改善施策を考えやすいサービス設計であることに加えて、課題の正しい把握や改善に向けた施策推進に伴走するプロフェッショナルサービスβ版を提供しています。